いきものがかりの放牧からもうすぐ1年、再始動へ前向き

1月に「放牧宣言」をしたいきものがかり

いきものがかりでギター&ハーモニカを担当する山下穂尊さんが11月19日、都内でエッセイ『いつでも心は放牧中』の出版記念トークショーを開催しました。

イベント前に会見を行った山下さんは、いきものがかりの今後について「具体的にはまだない」と時期は明言しませんでしたが、再始動に前向きに話しました。

いきものがかりは今年1月に「リフレッシュのために一旦各自のペースでメンバーそれぞれの可能性を伸ばすことを目的とした期間」として“放牧宣言”を行いました。

現時点で放牧から早いもので既に10ヶ月が経過。

山下さんは「デビューしてから、結構とんでもないスケジュールで10年間、動いていた。メンバー3人は仕事に追われた10年だった」と回想しました。

「もともと近所の高校の同級生というところから始まっている。デビューしてからプライベートがなくなっていった。今年に入って放牧してみたら、あの頃に3人だけで何かクリエイティブなものを作ろう、動かそうと言っていた空気感に近い感じになっている」と放牧がプラスの効果をもたらしていると話します。

続けて「自分たちもびっくりしている。信頼度が増している」と絆が強固になったことを明かしました。

また、「心配してくれる方もいっぱいいる」とも話し、やきもきしているファンを喜ばせる報告はあるのか問われると「どこかではあると思う」とにっこり。

「今、具体的にというのは3人でも話していない。でも、何か新しいことはやっていきたいというのは3人でご飯を食べているときに話している」とメンバー全員が再始動に前向きであることを明かしました。

「意外と放牧してからメンバーとプライベートで会う機会が増えた」そうで「近況報告もすごくする。再始動というのは、まだ具体的ではない。10年やってノウハウは自分たちでいろいろわかった。それを受けて、また新しい何かをやりたい。ワクワクしたいです」と胸を踊らせていました。