初めてのふるさと納税、失敗しがちな事とは? 申し込み方のポイントなど・・・

 

ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンクが、ふるさと納税に関するアンケートを行いました。

その結果、ふるさと納税を知っている人は100%でした。

ですが、「未経験」が76.9%だったようです。

多くの人が“知っているけどやった事ない”んですね!

そこで、いざふるさと納税をはじめる際、失敗しがちな事を調べてみました!

いくつか見てみたいと思います!

 

 

 消費期限の短い食料品は一度にたくさん申し込まない

ふるさと納税の魅力は、地方の名産品や食料品などの多彩な返礼品です。

魚介類や肉、果物などに人気が集まり、申し込み時点で品切れになっていることも。

ふるさと納税ポータルサイトを眺めていると、申し込みが終了している自治体も多いです。

その為、「早い者勝ち!」と受け付け開始と同時に申し込み、一度に食べきれない量が届いてしまって困った・・・、なんて事もあるようです。

なので、消費期限内で食べきれる量を把握してから申し込んだ方が良さそうです。

発送日を指定できない場合も多く、返礼品の発送時期が重なって、複数の品が立て続けに届く場合もあります。

生ものやクール便で届くようなものは、受け取れない場合は返送されてしまうこともあるので、そこにも注意が必要です。

 

返礼品は一度に届くこともある為、収納場所を確保する

日持ちするものを!と頼んでも、ドドンとたくさん届いて結局置き場所に困った、という事もあるようです。

日持ちするものだからこそ、すぐには使い切れなかったりしますからね・・・

置き場所を取る品物は一度に届くのか、数回に分けて届くのか確認が必要ですね。

 

使い勝手も要確認、シェアする方法も考慮

同じ金額を寄付するなら、つい返礼品「量」が多い方を選んでしまいがち。

例えばお肉でも、“コスパ”で選んだら一気に2キロ届いたり。

ですが、同じ2キロの牛肉でも500グラムずつの小分けパックにして発送してくれる自治体も。

自分の暮らしの中でどう使うのかを考えて納税することが大事ですね。

届け先を実家やお世話になった人に指定することもできるので、お歳暮代わりに使うのもアリかも!?

 

便利なワンストップ特例制度

会社員など確定申告をしない人なら、寄付先が5自治体以内であれば「ワンストップ特例制度」を利用できます。

寄付した自治体が減税の手続きを進めてくれます。

ですがこれは、寄付先の自治体から届く「ワンストップ特例申請書」に記入し、本人確認のためのマイナンバーカードや免許証のコピーをつけて、期限内に返送しないと減税されません。

一方、「ワンストップ特例申請書」を返送したあと、不動産売買などで確定申告が必要になった場合、ワンストップ特例は適用されません。

自分で確定申告すればいいだけではあるのですが、「返礼品が届いて終わり」ではないという認識は持っていた方が良いですね。

 

 

最後に

しっかり勉強したつもりでも実際やってみると、想定外のことが起きたり、うっかりミスをしたりすることがあります。

でも、寄付した自治体の長から礼状や暑中見舞いが届き、新しいふるさとができたような気持ちになれ、その自治体を訪ねてみたいと思うようになったりするそうですよ!

ふるさと納税はネットショッピングとは違います。

「返礼品不要」にチェックし、使い道を選んで申し込めば、自治体への支援にもなります。

災害地に支援金を送ることもできます。

興味があったら、ふるさと納税に挑戦してみては!?