スマートスピーカーで「ピカッ」しか言わない音声サービス!? 「ピカチュウトーク」、ピカチュウとGoogle Homeでおしゃべり!!
「“かがくのちからってすげー”と、われわれも実感している」
スマートスピーカーでピカチュウと会話できるサービス「ピカチュウトーク」が開発されました。
米Googleの「Google Home」、LINEの「Clova WAVE」に続き、11月8日にはアマゾンジャパンも「Amazon Echo」シリーズの国内発売を発表しています。
各社からスマートスピーカーが出ましたが、それぞれ他社サービスとの連携機能に力を入れています。
Googleは10月24日、Google Home上で動く音声アシスタント機能「Google アシスタント」で、他社の提供サービスと連携するための開発者向けプラットフォーム「Action on Google」を日本でも提供開始しました。
11月上旬時点で対応しているサービスは、「Ameba」「イカステージ」「一分カウントダウン」「おうむ返しくん」「じゃんけんゲーム」「外為どっとコム」「SUUMO」「食べログ」「トクバイ」「なみある?」「日本史語呂合わせ」「絶対音感オーケストラ」「ピカチュウトーク」「ベストティーチャー」「ホットペッパーグルメ」「MALLOW hair and spa」「Yahoo! MAP」「楽天レシピ」「ロボ トリビア」等。
基本的には「OK Google、(サービス名)と話したい」とGoogle アシスタントに話しかければ利用できますが、サービスによっては「Google Homeのみで使える」「スマートフォン(で動作するGoogle アシスタント)でも使える」等利用方法は異なるようです。
そんな中、「ピカチュウと会話できる」というユニークなサービスも登場しました。
ポケモン社が発表した「ピカチュウトーク」(Google アシスタント/Alexa)は、「オーケーグーグル、ピカチュウと話したい」と話しかけると、ピカチュウがユーザーの声に反応して返事をくれるのだそうです。
ポケモン社は開発のきっかけを「新しいプラットフォームで何でもいいから作ってみようという声が社内にあった」と話しています。
「『ポケモンという存在を通して現実世界と仮想世界の両方を豊かにする』という企業理念があり、スマートスピーカーは適していると感じていた。(実機を見て)“科学のちからすげー”とわれわれも実感している」
また、Googleに提出したピカチュウトークの企画書が簡単なイラストだけだったことも明かしました。
「機能はとにかくシンプルで、『あなたの家にピカチュウがやってくる』というのがコンセプト。『ピカッ』しか言わないが、いかに奥行きを持たせるかが課題だった。『10万ボルト』『ハッピーバースデー』など、反応パターンは100を超えるそうです。
開発期間はなんと3、4カ月。
特に収益化は考えておらず、まずはいろいろな人がポケモンに触れる機会を増やし、ゲームソフトの購買につながればいいと考えているという事。
ポケモントークはGoogle Homeだけでなく、Amazon Echoにも対応するようです。
「Googleが得意とする、検索をベースにした技術が差別化の要因になる」とアピールしています。
『ピカッ』だけで100パターン以上の反応は地味に楽しそうですね!